【初心者必見！】チャットGPTを超えたCopilotを生活や仕事に活かす方法

チャットGTPが登場して、検索の概念が変わったと思います。

そのチャットGTPの進化バージョンである、Microsoftの検索サービスEdgeに搭載されているCopilot（チャットGTP）は様々な使い方ができます。

まずはEdgeをインストールして、Copilotを使い始めましょう。

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ここでは様々な使い方ができるCopilotの、初歩的な使い方を紹介します。

チャットと作成

Edgeの画面右上の「Bingアイコン」をクリックすると、画面右側にCopilotが開きます。

上部の表示から「チャット」「作成」「分析情報」が選択できます。

ここでは「チャット」と「作成」について説明していきます。

「分析情報」はEdge側で色々模索中のようで、中身は頻繁に変わっていますので、ここでの説明は割愛します。今のところお住まいの地域の天気予報などが表示されています。

「チャット」ではオールマイティに質問やお願いをする

とにかく知りたいことをチャット形式で聞いてみましょう。

回答には３種類のトーンが選択できます。

通常は「バランスよく」で良いと思います。

法的なことなど厳密性を重視したい時には「より厳密に」、「小学生でも判るような表現で教えて下さい。」などの場合は「より創造的に」が良いと思います。

少々日本語としておかしな表現で回答が返ってくる場合がありますが、今後の改善に期待しましょう。

例えば「たんぽぽはどんな花ですか？」と聞いてみました。

提案を受けることもできます。例えば「今週末土曜日に映画を観たいのですが、何がお勧めですか？」と聞いてみると、下記の提案がありました。

ちなみに赤枠の部分をドラッグすると、左右の画面サイズを調整できます。

従来はキーワードをいくつか単語で並べて検索し、ヒットしたサイトを見に行って、必要な情報を得ていました。２つ目３つ目のサイトを見に行くこともザラでした。

Copilotでは知りたいことを、まるで人にたずねる様に、質問したりお願いができます。そして情報元のサイトにも１クリックで到達できます。

またEdgeの携帯アプリでは、Copilotに音声で質問して音声で回答してもらう機能があります。赤ちゃん育児中のママさんが何かを調べたい時には、まさにうってつけです。

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「作成」は文章をつくってもらう場合に使う

では上部の「作成」をクリックしてみます。右側の表示が下記のように変わります。

以下がCopilotが作成した文章です。

「作成」の指示ができるのはパソコンでのCopilotに限ります。

スマホアプリでは「チャット」のみが実施可能です。

Copilotをうまく使うコツ「２選」

Copilotに質問や提案を求める時には、ちょっとしたコツがあります。使っていくうちに判ってくるとは思いますが、問い合わせの仕方によってはピントのボケた回答が返ってきてしまいます。ここではそうならないための問い合わせの仕方のコツを２点紹介していきます。

質問は超具体的に（主語や目的語をくどくど使う）

あなたは明日、小学生の娘さんの授業参観に初めて行くとします。そこでCopilotに「どんな服装で行ったら良いか？」を質問したいと考えています。その時、下記のように問い合わせたとします。

あなたの娘は小学校の生徒で、あなたはその母親であることは、人であれば普通に理解できることですが、Copilotは「あなたが小学校の教師である」と解釈する場合があります。そこで、問い合わせの仕方としては「主語」「目的語」を少々くどく使ってみると、欲しい答えが出てきやすくなります。例としては下記のように問い合わせます。

解釈に間違いようがないよう、少々くどい表現を工夫して下さい。

ステップを踏みながら深掘りする

いきなり１発でどんぴしゃの回答を得ようとせず、段階を追って、精度を上げていくような問い合わせをします。例えば、結婚式のスピーチ原稿の下書きをつくる場合、

すると、下記の回答がありました。

追加でエピソードの挿入を指示します。

こんな感じでステップバイステップで指示を出していきます。

全体のイメージが出来上がったら、回答欄の文章を直接あなたが思い通りに編集します。

その後でワードとかにコピーして利用します。

Copilotに知りたいことを調べさせる

何でも知りたいことができたらCopilotに聞いてみるのが早いのですが、私が時々使っていて重宝している問い合わせを４種類ご紹介します。

統計データの抽出

やったことがある方なら判ると思いますが、統計データを調べるのは結構大変な手間がかかります。

しかしCopilotに聞けば、一瞬で調べてくれます。例えば、

下記の回答がありました。

コピーしてワードなどに貼りつけられます。

書籍や記事の要約

左の画面にPDFの文章やWebサイトを表示して「このページの内容を要約して下さい。」と入力します。

画面左側に文章を表示しなくても、本や映画のタイトルで指示することもできます。

例えば「鬼滅の刃・無限列車編のあらすじを教えて下さい。」と入力しました。

本作品を観た方なら判ると思いますが「逃げるな卑怯者！」とか、キーになるセリフまで入れ込んで要約してくれました。この要約機能は「より創造的に」のモードがお勧めです。

商品のスペック比較

商品の価格やスペックの違いを表にまとめます。

「アマゾンのタブレット、Fire7とFire8の価格とスペックの比較表をつくって下さい。」と指示します。

画面を２分割してスペック表を左右に並べて、目を凝らして比較しなくても、Copilotが表にしてくれます。また２品の比較でなく、４品５品の比較表の作成も可能です。

口コミ情報の比較

映画「リトル・マーメイド」について、どんな評価が多いか教えて下さい。と質問しました。

ペヤングソース焼きそばについて、どんな意見が多いですか？好意的な意見と批判的な意見の両方を教えて下さい。と質問しました。

以上が私が実際に時々使っている４種類の問い合わせです。この他にも色々なことが出来ますので「こんな質問で回答が返ってくるかな？」と思ったら、まずはCopilotに問い合わせてみましょう。

Copilotに文章を作成させる

段落形式

一般の文章作成には「段落形式」を使用します。

例えば、契約書を作成する場合、ひな型を探すだけでも結構手間ひまかかります。が、Copilotならすぐに作成してくれます。

長くて画面コピーを表示しきれないので、Copilotの回答を手打ち文章で紹介します。

メール形式

ネットショップ「Pマート」で購入したTシャツが色違いで届いた場合のメール文章を作成します。

Copilotが「注文番号」を入れてメールを作成してくれました。しかも返品にかかる送料は「そちら持ちで」という念押しも書いてくれました。

ブログの投稿

短い文章を入力すると、それを膨らませてブログのコメントを作成してくれます。

アイデア形式

「アイデア」形式は、文章を書く際にインスピレーションを得るためのツールです。キーワードやトピックを入力すると、Copilotが関連する文章や画像を生成して提案します。

以上、４つの文書形式のご紹介でした。

Copilotに旅行プランをたててもらう

旅行のプランを計画すること自体は楽しい作業ですが、時間に追われている時などはCopilotに提案を求めるのも良いと思います。

石和温泉は濁り湯ではありませんが、近いのでリストアップしてくれたようです。

２～３日の工程も組んでくれます。

上記の回答に続いて、宿泊するホテルを提案してもらいました。

工程を検討する時間がない場合は、まずは上記のホテルを予約してから、行きがけの新幹線で立ち寄り先を検討してはいかがでしょうか？

Copilotに画像をつくってもらう

Copilotには画像生成機能もあります。どこかのサイトからコピーしてくるのではなく、完全オリジナルの画像を生成します。

できあがった画像は「商用利用は不可」ですが、「個人での利用はOK」です。

4つの画像を同時に生成してくれます。１つの画像をクリックすると、左の画面に拡大画像が表示されます。右クリックでコピー可能です。

先ほどは「イラスト」画像の生成をお願いしました。今度は単なる画像生成でやってみます。

実写のような画像が生成されました。

まとめ的なもの

Copilotには「チャット」「作成」２つの機能があります。

「チャット」では調べたい内容や、提案して欲しい内容を直接Copilotにお願いします。３つのモードが選択できます。

重要な調査の場合は、回答を生成するのに参照したサイトを「詳細情報」から飛んで、必ず確認することをお勧めします。まれに参照元のサイトそのものが怪しい場合があるからです。

また「チャット」で画像の生成も可能です。

生成した画像は「商用利用は不可」ですが「個人の利用はOK」です。

「作成」は文章作成の場合に使います。トーン・形式・長さを指定できます。

まずはMicrosoftのEdgeをインストールして、Copilotを使い始めましょう。

インストール方法はこちら↓